フェルラ酸

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フェルラ酸は、19世紀に発見された、植物の細胞壁をつくりだす必須の物質です。
フェルラ酸は、玄米の色素成分(ポリフェノール)の一種です。 ぬかとして除去してしまう米や小麦の糊粉層には100~400mg/kg含まれています。
戦前、戦後の精米技術の低い時期、フェルラ酸含有量が多い米や玄米が ごく普通でした。精米技術が上がった今では、白米が当たり前で、ご飯1杯(白米)で摂取できるフェルラ酸の量はたった6mgしかありません。

フェルラ酸の効能

フェルラ酸には抗酸化作用があり、食品分野では長い間「酸化防止剤」として利用されてきました。
日本でも、「酸化防止剤」としての食品添加物として認められています。グリーンピースの色調保持やバナナの黒変防止などに役立っています。また、最近では、細菌による汚染に対する抑止機能や、真鯛の色調を明るく保持する光酸化防止機能や、有害な紫外線を吸収する作用がある事から、化粧品関連で美白剤や日焼け止めなどにも利用されるようになってきました。

21世紀に入り、フェルラ酸の効能に関して注目される研究成果が発表されました。フェルラ酸に脳神経保護作用があるとの研究成果なのです。実際に、記憶や学習能力が低下した患者さんを対象とした治験も行われ、能力低下の原因と思われるベータアミロイドを抑制する作用も確認されています。
こうした研究の成果として、高齢化とともに増えつつある「知的生活」に問題を抱えている方々のために、医薬品とは異なる、医薬品を補完するサプリメントとして、あるいは将来罹患するかもしれない認知症のリスクを少しでも減らすべく、自らの健康を気遣う中高齢者の認知症予防の為のサプリメントとして、フェルラ酸の利用が拡大して来ているというのが現状です。

フェルラ酸サプリメント フェルゴッド

現在、フェルラサンを配合したサプリメントで一番有名なのはこれでしょうか。


このフェルゴッドは、医薬品ではなく健康食品ですので、効果や効能は表示できないことになっています。「物忘れがひどくなった」「記憶力が衰えてきた」そんなあなたのためのフェルゴッドなのだそうです。
特徴として

  1. 記憶・学習障害を緩和する働きのあるフェルラ酸と、それをサポートするガーデンアンゼリカ抽出物をたっぷり配合しました。
  2. 現在、140以上の医療機関で推奨されるとともに臨床データが取られています。
  3. 新聞、雑誌、Webなどで反響が続々。全国の医師や家族が意見交換をする勉強会でも、たびたび取り上げられています。

があげられています。ただ、あまり期待しすぎない方がよろしいかと思います。元々サプリメントですので、万人に効用があるなどとは考えない方が良いと思います。色々と調べてみても。「ダメで元々…」と言った感じで試している人が多いようです。(個人的な見解です)

フェルラ酸サプリメントによる、認知症改善への期待

医療分野でもフェルラ酸に対する研究が進み、21世紀に入ってから、フェルラ酸による脳機能改善の作用に関する報告が次々と発表されました。

2001年

アルツハイマー型認知症動物モデルであるβ-アミロイドペプチドを脳室内に投与し学習記憶の低下が見られたマウスに、フェルラ酸を投与すると通常状態まで回復するという報告がなされました。

2005年、2006年

β-アミロイドペプチドが脳内で酸化ストレスを誘発し炎症を引き起こすのに対し、フェルラ酸が保護作用を示すことが、日本のみならず世界中から報告されました。

2008年

血管性認知症動物モデルである脳虚血再かん流ラットにおいて、フェルラ酸はミクログリアの細胞間接着分子(ICAM-1)のmRNAレベルを減少させ、酸化ストレス関連アポトーシスに対する脳神経保護作用を示すことが報告されました。

現在知られている認知症の大部分を占めるアルツハイマー病型認知症、また、脳血管型認知症にフェルラ酸が有効であることを示唆する研究成果であると言えます。
現在、世界中で認知症発症の原因究明および治療薬の開発が急がれていますが、いまだ我が国で認可されている医薬品はドネペジル(アリセプトR)のみです。
日本は超高齢化社会を迎え、認知症患者も急増様相を見せています。この実態を見るにつけ、従来の医療・治療法にとらわれない生活環境の改善や運動療法、そしてサプリメントの併用など、様々な手法を用いた治療アプローチが今後ますます必要になってくるでしょう。フェルラ酸が、その治療の一翼を担え得る存在である事は間違いないようです。

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Filed under: 認知症予防サプリメント — admin 10:34 AM