アルツハイマー病の予防法

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昨日(9月26日放送)のためしてガッテン(NHK)ご覧になりましたか?

現在でも完治させる治療法が見つかっていない、アルツハイマー型認知症。この病気の予防法があるというのですね。ポイントとなるのは、2型糖尿病とアルツハイマー病の発症率との関係で、なんと健康な人の2倍もアルツハイマー病にかかりいやすいのだそうです。2型糖尿病が関係しているところから、その原因は「糖尿病」かと思うのが普通なのでしょうがそうではなかったですね。では何がアルツハイマー病の発症率を押し上げる原因なのでしょうか。

脳に優しい食習慣

アルツハイマー病は、認知症の原因疾患の中でも患者数が最も多い病気で、全体の約半分を占めていると言われています。
このアルツハイマー病を引き起こす原因となっているのが、βアミロイドと呼ばれている老廃物なのだそうで、この物質が脳に蓄積されると、脳細胞が徐々に破壊されていき認知症状を発症するようになるのです。発症までの期間は、個人差があるものの長い場合数十年といった単位で脳に蓄積されていくそうです。

βアミロイド分解酵素

この悪性物質βアミロイド、実は誰の脳の中にも普通に作られていくそうで、もしかしたらあなたの脳にもすでにたまっているかも…、しかも大量に…!?
冗談はさておき、このβアミロイド、たまる一方かと思いきや、よくできたもので、この物質を分解してくれる酵素が存在しているのだそうです。番組内では「チョキチョキくん」と呼んでいましたが、この酵素が十分に働ける環境が脳内に作られているかどうかが運命の分かれ道。このチョキチョキくんが十分に働ける場合は、βアミロイドはできるそばから分解され脳にたまることはないのですが、チョキチョキくんを邪魔する「ある状態」に陥ると、βアミロイドを分解できなくなってしまいます。 さて、その「ある状態」とはいかに。

酵素の働きを邪魔するインスリン

チョキチョキくんの働きを邪魔する状態は、ある物質が増えてしまっている状態です。
この物質は、食事をとることにより誰でも体内に分泌されるものなのですが、特に炭水化物(糖質ですね)を食べた時に大量に分泌される、インスリンだったのです。
インスリンは、本来ならば血液中の糖分を処理してくれる有難い存在なのですが、そのインスリンが、なぜアルツハイマー病に関係しているのでしょう。
インスリンは血液中の糖分を処理するのが本来の働きなのですが、常に働いていると血液中の糖分が処分されすぎて少なくなりすぎてしまいます。よく言う「低血糖」状態ですね。そうならないために通常ですと役目が終わったインスリンはすぐに分解されるべきもので、その働きを行うのが「インスリン分解酵素」なのです。
このインスリン分解酵素ですが、本業はインスリンの分解、では副業はというと、βアミロイドの分解なのですね。
では、インスリンが過剰に分泌された場合どうなるかというと、この酵素は本来のインスリン分解に手一杯で、βアミロイドまでは手が回らなくなります。そう、この状態ではβアミロイドは分解されずに、脳内にたまり放題になってしまうと言うことなのです。

インスリンが多い人

慢性的にインスリンが過剰だと、インスリン分解酵素がβアミロイドを分解できなくなってしまいます。では、慢性的にインスリンが過剰な人とはどんな人なのでしょう。
その代表的なケースは、先ほども出てきた2型糖尿病の人と、糖尿病予備軍と呼ばれている人なのです。悲しいかな、この記事を書いているサイト管理人本人も、生活習慣病と糖尿病予備軍です。医者からいつも言われます、気をつけないと糖尿病だよ…。
それはさておき、インスリンの分泌には当然個人差があるのですが、2型糖尿病だと血糖値が高い分インスリンも多量に分泌されることになります。また、肥満などの糖尿病予備軍も、脂肪からインスリンの働きを邪魔する物質が出てくるので、血糖値がなかなか下がらず、インスリンが大量に必要になります。こうなると、インスリン分解酵素も大忙しでβアミロイドの分解までは手が回らなくなってしまうのですね。

インスリンを減少するには

インスリンが過剰に出てきてしまう状態を防ぐには糖尿病や肥満にならないように、食生活に気をつけることが大切です。
炭水化物を重ね食いしたり(ラーメンライスなど)脂肪の多い食べ物を食べ過ぎたりする食習慣を続けていると、太るのはもちろんのこと脳にも悪い影響を与えてしまいます。
中年太りを防ぐことは、脳にβアミロイドがたまるのを防ぐという効果もあり、会える津ハイマービョウの予防にもつながっていくのですね。βアミロイドが脳にたまり始めるのは早い人で40歳くらい、ちょうど中年太りが気になりはじめる年齢でしょ。

軽度認知症でも改善する?

料理で認知症予防

認知症とは非常にゆっくりと症状が進んでいきます。感染症のように急に症状が起こってくるのではありません。ほとんどのケースで、記憶力が低下していたりする状態ではあるものの、さりとて認知症と診断されるほどでもない、このような状態を軽度認知症と呼んでいるそうです。この状態で5年間経過すると半数以上が認知症を発症すると言われています。
ご存じのように、認知症は一度発症したら元へは戻らないのが常識ですが、この軽度認知症の状態で認知症予防活動をし、劇的な成果を上げているグループがあるそうです。
そのグループが行っている認知症予防の方法とは何なのでしょう。

食事(料理)

料理を作るのは、献立を考えて、材料を仕入れ、道具を使い加工し、味付け、盛りつけなど様々な思考が必要なのだそうで、脳のトレーニングになるそうです。

昼寝

短時間(30分程度)の昼寝は認知症予防に効果ありとの研究結果があるそうです。しかし、長時間の昼寝ですと逆効果らしいので要注意ですね。

軽い有酸素運動

散歩、ジョギング、軽い体操など、有酸素運動は脳を活性化させるそうです。血流が増えるからでしょうか。負担にならない程度の軽い運動でも効果があるそうですので、無理をせず楽しく続けることがコツなんだそうですよ。
結局、認知症予防には、食事と運動なのでしょうか。

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Filed under: 認知症関連ニュース — admin 1:40 AM