アルツハイマーには運動療法が有効

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京都大学医学部の木下彩栄教授らの研究チームが、運動療法がアルツハイマー病の認知機能に効果を与えるメカニズムの一端を解明し、記憶障害の改善には食事療法よりも運動療法の方が有効であることを比較、発表した。

食事よりも運動

アルツハイマー病は、脳内の神経細胞にアミロイド蛋白という有害物質が蓄積する事によって引き起こされると考えられています。糖尿病や高脂血症などの生活習慣病がアルツハイマー病の発症に関与していると考えられていました。
今回、研究チームはアルツハイマー病のマウスを使い食事や運動、教育といった項目を介入されることでどのような効果を得られるか調査を行なったそうです。

運動でアミロイド蛋白が半減

運動が大切よ

何を調査したかというと、アルツハイマー病のモデルマウスを使い約5ヶ月の間、高脂肪食のみを食べさせたマウス、高脂肪食を食べながら運動させたマウス、途中から食事を普通食に変えたマウス、途中から普通食に変え運動させたマウス、の4つのグループに分け調査を行なったそうです。
その結果どうなったかというと、高脂肪食で運動していたマウスは高脂肪食で運動しなかったマウスよりも、脳内のアミロイド蓄積量が半分程度に減少していたという結果が得られました。これは普通食で運動していたマウスと同じ程度の数値だったとのこと。
さらに、さらにマウスが調査前に覚えた迷路から出るタイムを測ったところ、アミロイド蓄積量と同様に、食事の変化よりも運動していたかどうかが結果に大きく影響を与えていることがわかった。

これらの結果から、高脂肪食のままでも運動をしていれば普通食に切り替えるだけよりも記憶機能に効果があり、食事療法よりも運動療法を優先して介入させるべきだと発表した。

人間に当てはまるのでしょうか?

マウスによる実験ですから、そのまま人間に当てはまるのかなとも思うのですけど、運動により血流量が増えて脳にも良い影響が出たのでしょうか。いずれにしろ、楽しみながら運動すれば気分転換にもなるし、ただボ~ッとしているよりも数段良さそう…ですね。

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Filed under: 認知症関連ニュース — admin 2:00 AM